利用マニュアル

メール配信システム連携：Mandrillおよびドメイン認証の設定手順

ファネシーを操作してステップメールの自動化や、手動配信を設定する場合はSMTP設定が必要です。
SMTP設定ができるシステムは「Sendgrid」「Mailgun」「Mandrill」「SparkPost」の４種類です。
※2022年6月現在

このマニュアルでは「Mandrill」の設定を記載します。
設定を開始する前に、以下の必要なものをご用意ください。

ステップ1：ドメインの認証

  1. Mandrillにログインします
  2. ログイン後の画面に「Set up your sending domain」という通知が表示されます。
    「Set up your sending domain/送信ドメインを設定する」ボタンを押下します。
  3. 次の画面で、メールの送信元のドメインを入力してから、「＋Add/ 追加」ボタンをクリックします。
  4. 画面の中央右にある「Verify A domain/ ドメインを確認する」ボタンをクリックします。
  5. 指定したドメインのメールホストで設定したメールアドレスを入力します。
    次に、「Send Vertification Email/確認メールを送信」ボタンを押します。
  6. 上記のステップで入力したメールアドレス宛てに届いたメールを開き、確認リンクをクリックします。

ステップ2：DKIM・SPFレコードの設定

  1. 「View DKIM settings/DKIM設定の表示」を選択します。

    DKIM設定用の「Value/値」が表示されます。
  2. 別のタブでドメインゾーンエディター（AWS Route 53など)を開きます。
  3. TXTレコードを追加します。

  4. 「Record Name/レコード名」にmandrill._domainkeyと入力します。
  5. 「Record Type/レコードタイプ」のプルダウンからTXTを選択します。
  6. 「Value/値」にステップ1で表示されるDKIM値を貼り付けます。
  7. 「Create records/レコード作成」ボタンをクリックします。
  8.  Mandrillに戻り、「View SPF Settings/SPF設定の表示」を選択します。
    SPF設定用の「Value/値」が表示されます。
  9. ドメインゾーンエディターを開きます。
  10. TXTレコードを追加します。
  11. 「Record Name/レコード名」は空白にします。
  12. 「Value/値」にステップ8で表示されるSPF値を貼り付けます。
  13. 「Create records/レコード作成」ボタンをクリックします。
  14. Mandrillに戻り、「Test DNS settings/DNS設定テスト」をクリックします。
    ドメインの認証・DKIM設定・SPF設定という3つに緑色のチェックマークが表示されたら
    設定完了です。

 

ステップ3：APIキーの作成

  1. Mandrillのダッシュボードで「SMTP &API Info/SMTP & API情報」を選択します.。

  2. 「+Add API key/ APIキーを追加」ボタンを押します。

ステップ4：SMTP Mandrillをファネシーと統合

  1. ファネシーのタブを開きます。
  2. 右メニューから「プロフィール設定」>「MYアカウント設定」を選択します。
  3. 「メール配信システム」> 「メール配信システムを追加」ボタンをクリックします。


  4. 以下の画面の項目を入力します。

    ①SMTP構成のタイトル：SMTP統合用の名前を自由に入力します。この名前は内部のみで使われます。
    ②送信者名：送信者の名前を入力します。
    ③送信者メールアドレス：Mandrillで設定したドメインの下のメールアドレスを入力します。
    ＜重要＞送信者メールアドレスは後でファネシー上のメール作成画面にて変更可能ですが、
    　メールアドレスは自由に設定できず、Mailgunで設定したドメインの下のメールアドレスのみ指定できます。
    ④SMTPサーバー：smtp.mandrillapp.com
    ⑤SMTPポート：587
    ⑥SMTPユーザー名：ステップ3のAPIキー作成で作成した「SMTP Username」を入力します。
    ⑦SMTPパスワード：ステップ3のAPIキー作成で作成した「SMTP Password」を入力します。
    ⑧SMTPドメイン：Mandrillで設定したドメインを入力します。
    ⑨SMTPフッター：この箇所に入力する情報は自動的にに全てのメールのフッターに書き込むようになります。HTML形式の埋め込みも可能です。

    <center><p>Company Name | 123 Address, City, State, Zip | 9876543210</p>
    <p><a href=“#UN_SUB#”>Unsubscribe</a></p></center>
  5.  「メールを作成する際に、デフォルトとしてこのメール配信システムを設定する」のトグルボータンを設定します。トグルボータンをONにした場合、メールを作成するとき、デフォルトにこのメール配信システムで配信します。
  6. 「保存する」ボタンをクリックします。

ステップ5：設定確認テスト

実際にメールを配信し、受信ができているか確認をします。
以上でMandrillおよびドメイン認証の設定が終了です。

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